前回、補色についての解説をはじめ、補色の使い方の一例など
導入する段階の部分を解説していきました。
今回は、線画を使って塗り絵感覚で補色を取り入れた実践例をいくつか紹介していきます。
今回使用するイラストは以前記事にアップしたディフォルメ女子高生ちゃん。
シンプルにジャケットとスカートに分かれているため、塗り絵の例題としては最適です。
■参考記事www.minority-records.info
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髪(もしくは背景)+同一配色コーデ
無難でかつ、いちばん現実味のある配色で、
トップス+スカートに限らず、ワンピースに置き換えても問題なく使えます。
はじめのうちはこの配色パターンで補色に慣れていきましょう。
髪が黒や茶色のキャラの場合は、あえて背景に補色を使う方法もありいっそう効果的になります。
また、冬はマフラー+同一配色コーデの組み合わせもあり
季節を問わず楽しめるのもうれしいところです。
コーデ間での補色
こちらも現実味のある補色のパターンで、個性が一気に引き立ちます。
メンズではトップス+ジーンズがより男らしさを演出して
レディースでは一例を挙げると、ピンク+グレーもしくはブラウンの
組み合わせでより女性らしさを演出します。
高彩度同士の色相の場合は、色同士がぶつかる場合がありますが
これを逆手にビビッドで彩色を固めることができて
蛍光色をイメージした配色の場合は特に威力を発揮します。
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分裂補色配色を使う
基準となる色相を選択し、補色となる向かい側の色相の
両隣の2色を含めた合計3色で配色を行います。
こちらは高彩度の色相を避けることができ、
色同士がぶつかることがなくなる長所があります。
ランジェリー+色付きのシャツ
セクシーさやキュートさを出すためにランジェリー+シャツの
組み合わせで描かれている方も多いかと思いますが、
補色を加えることでさらに女性の魅力を引き出すことができます。
ランジェリーの色から設定すると色彩設計がやりやすく、
キャラクターの性格も出しやすいのでオススメです。
必然的に露出する女性の肌にチラリズムが加わわると、
もっとキャラクターが立っていきますので
露出を加えたい方はチラリズムを取り入れていくとポイントが高まりますよ!
コーデに限らず補色配色はデザインの中でもほんの一部分。
それでも補色だけでもいろいろと遊べますので
塗り絵からはじめて、興味がでてきたらコーデを調べたりと
少しずつ表現の幅を広げていきましょう。
他にもいろいろな配色形式がありますが、記事として追って紹介していきますね????
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