Photoshopの特集記事ではこれまでにさまざまなフィルターやエフェクトをご紹介していきました。
Photoshop CC 2017以降では新たに「炎」フィルターが追加され、
イラストのエフェクトを描く時に多いに役に立ちます。
今回は「炎」フィルターの使い方について解説していきます????
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下準備
「ペンツール」や「フィリーフォームペンツール」などで
炎を表現させたい場所にパスを描いていきます。
パスを描き終えたら
↓
「描画」
↓
「炎」
と選択してプリセットを表示させます。
プリセットの基本
炎の種類、炎の長さ、幅、角度、炎と炎の描写の間隔をそれぞれ設定することができます。
炎の種類に関しては下記の6種類から選択できます。
1. 1つの炎(パスに沿う)
1つの炎がパスを沿って描写されます。
比較的オーソドックスな炎の描写になります。
2. 複数の炎(パスに沿う)
複数の炎がパスを沿って描写されます。
3. 複数の炎(1方向)
複数に集まった炎が1方向に描写されます。
4. 複数の炎(指定したパス)
パスに沿うように炎の方向が外向きに描写されます。
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5. 複数の炎(多角度)
さまざまな角度から炎がランダムに近いかたちで描写されます。
6. キャンドルライト
ロウソクの炎のようなきれいなカーブが出る炎を描写することができます。
プリセットの詳細
「基本」の炎をベースに、さまざまなカスタマイズを設定することができます。
ここで炎の個性を出して、イラストの面白みを出していきます。
乱流:炎の乱れの強弱をつけることができます
ギザギザ:炎のギザギザの大きさを変更することができます
不透明度:数値を大きくすると炎の内部が明るくなり、輪郭も大振りになります
炎の線(複雑さ):数値を大きくすると炎を描く弧の数が少なくなります
炎の下端を揃える:数値を大きくすると下端が揃わず大きな弧を描きます
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炎のスタイル
「炎のスタイル」は下記の3種類から選択できます。
1.標準
デフォルトで設定している炎のスタイルになります
2.バイオレント
細くくさびを打ったような尖った炎を描写します
3.フラット
炎に立体感をつけずに描写し、比較的馴染みのある描写になります
炎の形状
1. 平行
炎が平たく描写します。
2. 中央へ
炎が中心に集まるようなモデルを描写します。
3. 拡散
炎が横に膨らんだようなモデルを描写します。
4. 楕円形
楕円形のパーツを組み合わせた炎のモデルを描写します。
5. ポインティング
三角すいのようなパーツを組み合わせた炎のモデルを描写します。
並べ方
1〜100までの数値を少数第一位まで炎の流れを番号を振られており
好きな形状の並べ方を選択することができます。
まずはイラストで取り入れる前に実際に試し描きをして
イメージを膨らませると、いいアイディアが浮かんできますよ!
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