きれいに色を塗りたいけど、どうすれば上手くなるかなぁ・・・
イラストそのものが上手くないけど、部分的に上手く見せたい・・・
イラストを上手く見せたいポイントの1つに色の塗りぶつし処理があります。
色をきれいに塗りつぶすにはどうすればいいのかなぁ・・
そんなお悩みを解決になれたらと、今回はきれいに塗りつぶしをして
完成度を高める方法をご紹介いたします。
使用する画像は先日、Twitterにアップした
「アイドルマスター ミリオンライブ！ シアターデイズ」の百瀬莉緒さん。
解説をおこなうあたり、線画を使用しています。
765プロの先輩的存在で、馬場このみさんや豊川風花ちゃん、
桜守歌織さんと飲んでいる背景がファンアートなどでよく見かけますよね〜
残念なところもあるけれど、「プロデューサーくん」という
距離をグッと縮めてくるコトバが親近感を湧いて大好きなキャラです。
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一度線画内をきれいに塗る
塗りつぶしツールでおおまかに塗りつぶすと画像のようなすき間が出てきますので
見える範囲ではみ出さないように線画内に塗りつぶします。
サイズの小さいペンツールを使用すると細かい塗りつぶしがやりやすくなります。
CLIP STUDIO PAINTの「高度な塗りつぶし」なども試みましたが
線画の色が隣接してすき間ができない場合は反映されないので、
そのまますき間がある状態で塗りつぶしを実行します。
黒マットを作成する
下地塗りが全て終わったら、一番下の下地レイヤーの下に
レイヤーを作成してキャンバス全体に黒で塗りつぶしを行います。
このように全体を黒で塗りつぶしたレイヤーを「黒マット」と呼びます。
黒マットを敷いたことで下地がきれいに塗れているか判別することができます。
このようにわずかな隙間も塗りつぶしがされていない場合がありますので、
サイズの小さいペンツールなどではみ出さないように塗っていきます。
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白系統の場合は白マットを作成する
下地が白系統の場合は白で塗りつぶした「白マット」を
作成して塗りつぶしがされていない部分を探して塗りつぶしを行います。
また、すべて塗りつぶしが終わったらキャラクターの範囲に
白マットを敷くことでキャラの塗り全体が透けなくなります。
「選択範囲」
↓
「選択範囲を反転」
これで選択範囲は百瀬莉緒さんの周りに変わり、
効率よく白く塗りつぶすことができます。
背景レイヤーの上にキャラのレイヤーを表示させる上でとても重要になります。
メリット
下地をきれいに塗りつぶしがされているとクリッピングする
レイヤーもきれいに反映されて、全体的な完成度を高めることができます。
クリッピングしたレイヤーで影塗りなどをしている場合に
すき間ができた場合は下地がきれいに塗れていない証拠なので、下地塗りをきれいに塗りましょう。
黒マットと白マットを使って塗った百瀬莉緒さんのイラストはこちらです。
下地をきれいに塗りつぶすと、レイヤーで色を重ねる際にも
反映されて、全体的な作品の完成度を高めてくれます！
私はまだ絵の上手さではまだまだ勝負できない位置にいますが、
塗りつぶしをきれいにすることで、上手く見えるようになったと感じています。
仮に気のせいで自信が付いたとしても、それだけで本当にプラスになることばかりです。
面倒かもしれませんが、細かな塗り残しを塗って
これまでよりも完成度の高い作品作りを目指していきましょう！
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