過去にAppleの発表会の記事で取り上げたM1搭載Mac miniですが、
シナリオの副業やアドセンスなどの収益、給料を貯めたお金で
ようやく2021年2月末に購入して、翌月2021年3月7日に届きました!
今までMac Pro(Late2013)を使用していたのですが
カーネルパニックが月1回ほど起こって勝手に再起動する動作があって
そろそろ寿命を感じていただけに、ようやく念願が叶いました。
寿命ギリギリの丸6年、本当にお疲れ様でした!
というわけで、今回はM1搭載Mac miniを実際に使用した感想や
これまでのMacとの変更点などを解説していきます。
発売からやがて5ヶ月になるため、情報として古いのですが
これから購入を考えているみなさまの参考としていただければ幸いです。
■参考記事
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目次
実際に使用した感想
起動がノンストレス
Mac Pro(Late2013)以降のハイエンドモデルでの強みだった
起動時間の短さはM1搭載Mac miniでも実装されていました。
2〜3秒でパスワード入力画面に切り替わり、1秒ほどでデスクトップ画面へと切り替わります。
再起動した際は少し時間はかかるものの、ストレスを感じるほどの
時間ではありませんのでご安心ください。
ページ読み込みの高速化
一概にも軽いとは言えないはてなブログのページですが、
M1搭載のMac Proでは1秒ほどで広告ありのページを全表示することができます。
ページの読み込みは塵も積もれば山となるではありませんが
蓄積すると大きなストレスとなってしまいます。
アプリケーションの動作が大幅軽減
IntelベースのMacを前提に製作されているPhotoshop 2021の現Verですが
ペンツールの軌道ですらApple Pencilを扱っているような
早い軌道スピードとなっており、マウスでも実感できるほど。
これまでiPad+Apple Pencilでイラストを描かれている方は
最高のパフォーマンスで作業ができるようになりました!
もちろん板タブで描かれている方も動作のスムーズさに感動を覚えます!
アプリケーションそのものも起動時間はこれまでのIntelベースの
Macよりも軽減され、なおかつ一括でデータを読み込みをしているため
再起動や一度アプリを閉じた後に起動した際でも立ち上げ時間が短く済みます。
M1搭載Macアプリの動作確認について
App Storeでインストール・販売しているアプリケーションを対象に
M1搭載での動作確認を判別できる「iMobile M1 App Checker」という
サイトがありますので、こちらでチェックすることができます。
アプリ版では現在の「アプリケーション」フォルダに入っているアプリが
M1搭載Mac対応の有無を確認することができます。
Universal:M1搭載Mac対応。AppleやMicrosoft製のアプリは実装済み
Intel 64:これまでのIntel搭載Mac対応。
基本動作は問題ありませんがアプリケーションによっては
読み込みなどが遅い場合があります。
また、Adobe製のアプリケーションについては
「Creative Cloud」のページで確認することができます。
M1搭載Macに対応移管中ではありますが、現在のIntel ベースでも基本問題はありません。
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変更点
iPhone・iPadバックアップの変更
これまではiTunesが立ち上がって管理をしていましたが、
macOS Catalina以降では「Finder」上で行うことになります。
Mac miniの背面の端子からLightningケーブルや
USB-3ケーブルを差し込みiPhoneやiPadと接続する
↓
ウィンドウを開く(Command+N)
↓
ウィンドウのサイドバーに接続したiPhoneやiPadの情報が
表示されていればOK。こちらをクリックする
これでこれまでのiTunesでバックアップ管理をしていた
レイアウトのウィンドウが表示されますので、
これまで通りの方法で管理・編集が行うことができます。
「iTunes」で購入した楽曲の復元方法変更
「ミュージック」アプリを立ち上げて
「ストア」
↓
「iTunes Store」を選択して右のサイドバーにある
「購入済み」を選択する
↓
「すべて」を選択して、楽曲のジャケットにある
クラウドマークをクリックし、Apple IDを入力して
ダウンロードを有効にする(一括ダウンロードもできます)
注意点
Bluetooth製品の一部非対応
WindowsやこれまでMac製品で使っていたマウスやキーボードなどの
Bluetooth製品が一部対応しておらず、有線型を使わざるを得ない状況です。
(2021年3月17日現在)
お持ちでない方はダイソーなどで売られている格安マウスを事前に購入して準備しておきましょう。
みなさんもお世話になっている方も多いELECOM製のマウスも
ドライバをインストールしても対応していない製品があるなど、注意が必要になります。
私もELECOM製のマウスを購入したのですが、
パッケージ裏の対応表の「macOS High Sierra」に○がある製品でも
非対応になっていたため、最低でも「macOS Catalina」表記の製品の購入をオススメします。
キーボードは5〜6年前に購入したApple純正のワイヤレスキーボードを使用しています。
単三電池を2本使用することで動作できるので充電しなくても
済むメリットがあり、現在でも愛用しています。
(すでに生産が終了しており、一部でプレミアになっています)
ブックマークが引継ぎできない
FirefoxなどのSafari以外のブラウザをご使用の方が対象になりますが
ブックマークが一度初期化されてしまいます。
あらかじめM1搭載Mac miniをセットアップ前に
iCloud Driveの「ファイル」アプリからブックマークしたページを
1つずつ保存してセットアップ後に訪問してブックマークをしていくと労力が軽減されます。
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メモリ、HDDのカスタムができない
MacBookシリーズやMac miniシリーズの宿命であるため
割り切って購入するか、あらかじめ注文画面で事前に
高めのスペックを選択して今後のために備えておきましょう。
特にメモリはどうしても追加できないため、イラストだけではなく動画編集をされる方は
思い切って16GBへ増設して購入手続きをすることを強くオススメします。
USBポートが4個→2個へと減少している
Intel製のMac miniでは4個あったUSBポートが2個へと減少しています。
なかなか痛手ではありますが、4ポートのUSBハブを接続して現在運用しています。
まだHDDを挿していませんが、仮に挿しても3個挿した状態になるので現状余裕が生まれています。
まとめ
デメリットを差し引いてもM1搭載Mac miniはメモリ8GBモデルでも
これまでのIntel製Mac miniと比較しても比べ物にならないくらい
スペックが向上し、これまでの16GBモデル並みの環境に限りなく近づいています。
イラストに特化する分には支障はありませんので、
デスクトップMacの買い替えやWindowsからの乗り換え、
初めてパソコンを購入される方にはもってこいのスタンダードタイプです。
メモリ8GB、HDDの容量が256GBだと7万円台で購入できますので
かなりハードルが低くなっています!
次回は私がM1搭載Mac miniを購入した方法と手続きなどを画像付きで解説していきます^^
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