仕事でも絵描きでも切っては切れない存在なのが「締め切り」。
締め切りを守ることはすごいことではありますが、
締め切りまでに余裕があるものをこなし続けても
なかなか自分の成長にプラスになりにくいものです。
今回は「締め切り効果」をさらに突き詰めて自分自身の
スキルを伸ばすテクニックをご紹介していきます。
中には厳しい締め切りにびくびくしまうかもしれませんが、
実は自分の成長することに関しては大きなチャンスだったりします。
ぜひ、みなさまもハードルを乗り越えて豊かなお絵かき生活をしてきましょう????
■前回の記事www.minority-records.info
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目次
わざと大きなハードルの高い目標をつくる
現在、自分が背伸びしてギリギリもしくは少し頑張っていかないと
届きそうにない目標に設定します。
仮に簡単に達成される目標をつくったら達成感とスキルアップが
鈍くなっていきますので、あえて目標を高く設定することにします。
いちばん目標を立てやすいのは資格試験の勉強や
即売会に出す同人誌を入稿あたりになりますね。
目標を達成するまでの計画を考えつくす
ハードルが高い目標を設定したら、次に達成するまでの計画を組み立てていきます。
資格試験の勉強でしたら、参考のページ数や項目などで区切って
毎日勉強するにあたって負担にならないようにしたり
濃く短く勉強して、時にはアウトプットするなど記憶に残りやすい勉強法を考えていきます。
たとえば同人誌を入稿する場合は、ページ数を決めた後に
「ネーム」
「下書き」
「ペン入れ」
「トーン貼り」
こちらの4項目を締め切り日の2〜3日前までをめどに大まかに考えつくします。
平日は何時間使えるかなぁ・・・
できる限り睡眠時間は削らないようにしよう
時間配分や仕事終わってからの体調管理も含めていきます。
締め切り日から少し間を空けた理由は、完成にかけて
予期せぬトラブルになった時の代替え日として残しておいて
いざという時に対応できるようにするためです。
細かい計画を達成するための計画を立てる
「ネーム」「下書き」「ペン入れ」「トーン貼り」のように
大まかな計画ができたら、項目ごとにさらに細かく計画を立てていきます。
「1日ネームを何枚描くのか」
「1日何コマ下書きを描くのか」
「1日何コマペン入れするのか」
ここも計画が大きく崩れると達成できなくなるので
1日1枚のペースのところを3枚といった大きく見積もるのではなく、
1日1ページと2コマなど自分のペース+2割増しの計画を立てて
自分に発破をかけて押し切れる計画を組んでいくと効果的です。
■参考記事
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目標が達成できなかったら、原因を探しハードルを少し落としてトライする
万が一、資格試験が不合格だったり締め切りを落としてしまったりと
不覚にも目標が達成できない場合もあります。
その時は「悔しい!」とズーンと落ち込んだり愚痴を言い続けたりするのではなく、
どこが原因で達成できなかったのか細かい目標設定から探していきます。
この日に疲れて爆睡してしまったのがまずかったかな・・・
ネームが考えつかなくて全然進まない日が響いたのかなぁ・・・
思い当たるところはメモして溜めていき、
次にトライする反省材料として、これらをベースとしていきます。
また同時に少し目標のハードルを落としてトライしていきましょう。
1度でもピンチを乗り越えると成功体験になる
無事に目標が達成した方々はおめでとうございます!
ここまで幾度とピンチを乗り越えてこられた方は本当に精神的にも強くなってきています。
このピンチを乗り越えた経験は、成功体験として残り
資格試験や同人誌の入稿以外の場面でも横展開で応用することができます。
振り返りとして、成功できたと思う部分を書き出し
自分のノウハウとして忘れないようにしていきましょう。
また、ここでアウトプットすると記憶として染み込んでいき
もっとスキルを伸ばす原動力になっていきます。
さまざまな状況の中で突発的にも締め切りに厳しいところが発生してくる場合があります。
普段から締め切り効果を使って作業をしていくことで
どんどん仕事がこなせるようになって目立つ存在になっていきますよ!
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