絵描きの悩みで必ずぶつかる問題として
長所の強化と短所の克服、どちらを優先した方がいいの?
このような問題ってありませんか?
人によってさまざまな意見がぶつかり、未だに議論が絶えない問題で、ある意味宿命的なもの。
どちらがいいのか、なかなか判断が難しいですよね・・・
今回は、これらの悩みについて、私なりの考えと実践方法を解説していきます????
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【結論】先に長所を強化する
まずは圧倒的にメリットを伸ばすことに優先して、
自分の持ち味や強みをさらに磨いていきましょう。
自分の持ち味や強みってわからないよ・・・
そんな方もたくさんいらっしゃるかと思いますので
身近な評価として、SNSの評価で多かった「絵柄」や「塗り方」を
自分の長所としてとらえていきます。
「アニメ塗りが評判がよかったのか」
「ケモ耳キャラが評判がよかったのか」
いろいろとRTやいいねが多かったイラストを分析して
共通の項目が多かったものが自分の長所であり、
いわゆる「刺さるイラスト」となります。
長所が際だったら短所は見えなくなる
例えば、女子高生が描くのが上手かったら
逆に女子高生以外描かなければ短所は見えなくなります。
得意ジャンル以外を全く描かないということも戦略としては十分にアリです。
「サラサラヘアーが描ける」
「ツヤツヤとしたほっぺたが上手く表現されている」
「セーラー服とスカートのすき間のチラリズムが上手い」
「スクールバッグが上手く描ける」
「買い食いしている表情が描ける」
これだけ揃えば、十分すぎるほど女子高生というジャンルでやっていけます。
あとは自分が「女子高生」というジャンルが好きかどうかで
掛け算という加速装置がついてきます。
「好きこそ物の上手なれ」ということわざそのものですね。
短所はいつ克服すればいいの?
長所についてはだいぶ解説をしてきましたが、基本的に余力がある時に短所を克服していきます。
ですが、ライフスタイルにもよる部分もありますので、今回は2つのパターンを設定してみました。
①SNSに公開せず、こっそり苦手な部分を練習する
②改善箇所を決めた上で発表するイラストで少しずつ改善する
普段から時間が取れないイラストレーターさんは後者の②番になりますが、
じっくり練習したい方やイラストを発表するペースが間隔が長い方は
①番の方法で短所を伸ばす練習をしてみましょう。
ちなみに私は②番の方法で短所を克服するようにしています。
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ただし、基礎は身につける
「短所は後回しでもOK」とはいうものの、
絵を描く上で基本は押さえておくのが大前提になります。
「手がそれらしく描けているか」
「男女で肩幅の描きわけが出来ているか」
「ひと通り全身イラストは描けるか」
イラストの技法書でいう「初心者向け」「身体の描き方」の
カテゴリのイラストをある程度理解して描けるようになるまでは基礎を固めておく必要があります。
私も手と足が描くのが苦手で、基礎が足りているかといえば
まだまだな部分がありますので、イラストを描いている中で
少しずつ改善できるように取り組んでいる最中です。
完璧を求めない
大事なことですが、「何もかも完璧でいる必要はない」ということです。
「この部分が描けないとイラストを発表したらダメ」という
決まりもなければ、世間的な線引きもありません。
明らかに手を抜いてもダメですが、以前発表した作品より
1%でも上手く・早く描けるように取り組んでいけたら全然大丈夫です。
完璧はある意味守りでもありますので、自分をアピールするために作品を多くアップして、
その都度長所や短所を把握できたらそれだけで大きな強みになります。
作品をどんどんアップしていきましょう!
短所は粗探しをすれば、いくらでも見つかる場合があり、
これらを克服しようと考えますと、時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。
まずは長所を強化することを優先して、どんどん伸ばしつつ少しずつ短所を克服していきましょう????
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