よく「マルチタスク」という単語を聞かれるかと思いますが、
その真逆の単語になる「シングルタスク」も近年聞かれるようになってきました。
マルチタスクは扱うものによりますが、使いこなしに適正が
あったりするものの、作業の効率化に威力を発揮することができる
最強クラスの作業法です。
また、シングルタスクはシンプルながらも、
マルチタスクの短所をカバーできたりと解決できなかったことが可能になります。
今回は絵描きにおけるシングルタスクとマルチタスクの使い方を
それぞれ3つずつご紹介いたします!
お互いのメリットを生かしてお絵描きを進めていきましょう????
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目次
シングルタスク
基本はシングルタスクで進める
イラストのマルチタスクはプロでも難しく、1枚あたりの作業時間をとても早くこなしています。
私たちは基本的にシングルタスクで進めていき、
1作品完成したら次のイラストなどを進めていきます。
背伸びせずにまずは1作品ずつこなしていきましょう。
シングルタスクで進める方がいい理由を後述にてお伝え致します。
効率がマルチタスクの10倍にあたり、スピードアップ化できる
『マルチタスク』はさまざまなタスクに対応するものの、
常に気が散る状態になってしまう
そう唱える研究結果もあり、マルチタスクからシングルタスクに切り替えた
生産性の差は10倍にあたり、作業のスピードアップ化が図られる、とのこと。
マルチタスクに限らず、間にメールや電話が入ったりすると
集中しずらくなる状態になるのと同じ状態になり、研究結果は一理あります。
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頭の整理ができ、客観的にみることができる
他の作業を一時的にリセットすることによって、
1つの仕事に集中することができるだけでなく、
他のタスクについても頭の中へ外すことで客観的に見ることができます。
なかなか自分の作業を客観的に見るのは難しいのですが、
作業をそのままにする状態にすることにより、
これまで以上に作業の分解ができたり効率化を図ることが
できたりとメリットがたくさん生まれます。
片方の作業をそのままにする状態がしばらく続くため
人によってはサボりだと思われがちですが、
目先だけの緊急度だけを優先する方よりも落ち着きながら
早く作業を進めることができるようになる逆転現象が現れます。
マルチタスク
似ているタスクはまとめてこなす
たとえば手がけるイラストが2作品ある場合は、工程ごとにまとめてこなすと
リズムを崩すことなく進行することができて、効率化につながります。
大ラフ、ペン入れはけっこう頭を使う部分もあって1枚描くだけでも
大変なのですが、同じ工程で並んだ場合は1作品目を終わらせてから
2枚目に着手すると、色塗りの工程の際に片方を寝かせることができますので
修正箇所に時間をかけることが少なく済みます。
絵を寝かせることについては後述にて詳しく解説しています。
絵を寝かしている最中に行う
線画を描き終わった後や色をキャラクターの色を塗り終わった後などに
一度絵を寝かした後に別の作品に取り掛かります。
絵を寝かせることによって、バランスのズレや線のブレなど客観的に見えるようになります。
クオリティ向上のためプロのマンガ家やイラストレーターさんも
用いている大事な行程ですので、積極的に取り入れて
少しでも作品のクオリティを高めていきましょう。
また、絵を寝かせている間に他のタスクを取りかかることで
大きな時間の節約になり、作業の効率化にもつながります。
色塗りがひと段落終えている状態で寝かせている場合は
次の作品の大ラフに取り掛かってサイクルを回していきましょう。
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作業のひと区切りの段階でタスクを切り替える
前述の「絵を寝かせている最中」や「色塗りがひと段落している状態」にも
当てはまりますが、大ラフを終えた段階やペン入れを終えた段階など
作業のひと区切りした段階でタスクを切り替える方法もオススメです。
連続で作業を行った場合、どうしてもスピードが鈍ってくることがあります。
そこでリフレッシュの意味もこめてタスクを切り替えて
作業のパターン化を崩していく方法が極めて有効です。
仕事ができるサラリーマンの仕事管理はこのタスクの切り替えで
どんどん仕事を回していかに「今日の仕事を定時までに終わらせるか」を心がけています。
絵描きは成果報酬型の業種にあたりますので
いかに早く仕上げて納品(発表)していくかが大きく関わってきます。
シングルタスクとマルチタスクを上手に使い分けることで
今までの作業時間がグッと短縮することができます。
マルチタスクをこなすのは慣れもありますので
はじめは難しいかもしれませんが、徐々に慣らして少しでも
使えるようにしていくと自分自身を成長していきますよ????
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