【Photoshop】白背景を油彩カンバス風に仕上げる方法

Photoshop

 

白背景だとのっぺりとした感じがするんだよなぁ・・

せめて背景だけでもアナログ風に出来ないかしら・・

白背景にアクセントを加えたい事ってありますよね。

今回は、アクセントの1つとして油彩カンバス風に
仕上げる方法についてお伝えいたします。

意外と簡単に仕上げる事が出来て、さらに見栄えが良くなりますのでぜひ試してみてください^^



 

単色で塗りつぶし

下地として塗りつぶしツールでカンバスを塗りつぶします。

ここでは油絵のカンバス風に再現するために
白(R:255 G:255 B:255)ではなく、たまご色のような
やや薄みの黄色(R:254 G:251 B:241)で塗りつぶしを行いました。



「フィルター」で表現

 

塗りつぶしを行ったレイヤーを選択して

「フィルター」
  ↓
「表現手法」
  ↓
「油彩」

 

と選択すると、油絵のような筆のタッチが残る表現へ変化していきます。

 

リスク回避のためにも塗りつぶしたレイヤーを複製し、
非表示で残しておくとリカバリーが効きます。

 

微調整を加える

「ブラシ」と「光源」のプロパティが表示され、
それぞれ設定を行う事が出来ます。

ブラシ

形態

筆の方向が縦直進方向からやや方向が斜め塗りになります。
デフォルトは「3.5」になります。

 

クリーン度

筆のタッチのピッチが大きくなり
数値を大きくすると油絵の凹凸が少なくなります。
デフォルトは「2.3」になります。

 

拡大・縮小

筆のタッチの細かさ・粗さを設定する事が出来ます。
数値を大きくすると荒くなります。
デフォルトは「1.5」になります。

 

密度の詳細

筆の走りを密集度を増減する事が出来ます。
デフォルトは数値最大の「10.0」になり、基本的に数値を下げて調整します。

 

光源

角度

入射角度を設定する事が出来ます。
デフォルトは「-64°」になります。

 

光彩

光の強さを設定する事ができます。
デフォルトは「1.6」になります。

 

 

おわりに

キャラを配置すると白背景より立体感が増して見栄えが良くなり、
単体ではpngファイル形式に保存することでテクスチャとして
利用可能な点も大きいです。

白背景でインパクトが薄くなる場面において
助け舟になる表現手法になりますよ!

 



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