【Autodesk SketchBook】「SketchBook」への名称変更とリニューアルまとめ

日本時間2021年10月下旬〜末日にかけて、iOS（iPadOS）および
Google Playにて「Autodesk SketchBook」から「SketchBook」にて
アップデートが行われました。

「名称だけが違うのかな？」と思いきやスクリーンショットや概要欄も違うため、
「大型アップデートなのでは？」と思われた方も多いかと思いますが、
実際は部分的な変更になっていますのでぜひこちらをご覧頂ければ幸いです。

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「SketchBook」の歴史と今回の経緯

元々はAlias Systems Corporationが開発したペイントアプリになり、
Autodesk社が2005年に「SketchBook」を買収。

2009年にiPhone第1世代およびiPod touch、デスクトップ版有料アプリ
「SketchBook Pro」にてサービス提供が開始されました。

今回はAutodeskから「SketchBook」を開発した従業員が独立した会社
「SketchBook,Inc」により引き継がれるかたちでアプリは継承されることになりました。

基本のツールはこれまで通り

基本ツールはもちろんのこと、対称、拡大・縮小ツールや微速度撮影（タイムラプス）は
Autodesk SketchBookと同じように使用が可能です。

大幅にレイアウトが変わってしまうのかなぁ・・・

とご心配の方も多いかと思いますが、これまで通りにお使いいただけます。

コピックカラーの提供が終了

大幅に変わったのはカラーパレットになり、Autodesk社が付加サービスとして
株式会社too.とライセンス契約していたコピックカラーの提供が終了。

App StoreおよびGoogle Play StoreからSketchBookへアップデートしない限りは
Autodesk SketchBookを使い続けることが出来ますが
強制アップロードの可能性もあるため、気になる方はコピックカラーの
RGBカラー配色をメモしておく事をオススメします。

カラーパレットのリニューアル＆アップデート予告

今回の「SketchBook」ではカラーパレットにたくさんのサンプルカラーが
準備されており、オレンジ系統だけでも数10種類あるほど。

また、カスタムカラーも9色×12マスの108色のカテゴリを複数管理することが
出来ますので、肌や髪の色だけで色を集めて管理されると作業の効率化が図れます。

カラー配色はRGB、HSLだけでなく、
16進数でのカラー配色表記も新たに追加されました。
レイアウトの良さも相成ってとても便利になったのはナイスアプデです。

また、今後のアップデートにてカラーパレットをはじめ新機能について
公式からアナウンスがされているため、更なる拡張機能が期待されます。